ヒシアマゾン

牝　黒鹿毛　１９９１年　アメリカ生まれ

この馬は牝馬でありながら男勝りの荒々しさと力強さを持っていて、私の中では最強の牝馬だと今でも思ってます。何よりも４歳時の有馬記念でなみいる古馬たちを蹴散らして全盛時のナリタブライアンに迫った豪脚は今でもよく覚えています。
この馬の脚質は「追い込み」でした。それがこの馬の男勝りの気性にピッタリで、最後の直線では他の馬が止まって見える程の切れ味でした。
ただ、牝馬であるがゆえにどうしても馬券的には手を出せず、私自信は何度も手痛い目に合わされました。降着になったエリザベス女王杯。この馬の馬券を握って悔しさいっぱいで京都競馬場をあとにしたあの日が今では懐かしい思い出です。
私に競馬の難しさと厳しさを教えてくれた思い出の一頭です。

私の心に残る思い出のレース　　　　１９９６年エリザベス女王杯　・・・・・・　２着入選も最後の直線で斜行して７着に降着。